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この銘柄は割安なのか。低PER業種ベスト5の注目銘柄とは?

株価が利益に対して割安かを示すPERは、投資指標の王様と言えます。
だって、株価は、最終的には利益に連動するものだからです。

ただ、PERは、株価に対して、今の利益が割安か示す指標になります。
将来の業績に対するものではない点に、注意が必要です。

今回は、東証上場企業の低PER業種ベスト5に焦点を当てて、それぞれの注目銘柄を選んでみました。

■ 銀行業 〔平均PER10.4〕
代表的な内需株で、マイナス金利が逆風も、基本的には安定感が高く、高配当株も多い業界です。
ただし、預金を集め、貸し出すという業務から、自己資本比率が低いので、リーマンショックのような金融危機時には要注意です。
 
★みずほFG (8411) 〔PER8.91・配当利回り3.51%〕


★りそなHD (8308) 〔PER8.38・配当利回り3.10%〕

★三井住友FG(8316) 〔PER8.92・配当利回り3.30%〕

■ 建設業 〔平均PER11.4〕
ゼネコンやハウスメーカーなどで構成される業種です。
業績の景気感応度が高いと言われるが、目下、東京五輪に向けて各社とも業績は好調が続いています。
 
積水ハウス (1928) 〔PER12.11・配当利回り3.29%〕


大成建設(1801) 〔PER12.26・配当利回り1.92%〕

シーキューブ(1936) 〔PER10.17・配当利回り3.31%〕

 
■ その他金融業 〔平均PER11.8〕
リースやクレジットカード会社で構成されています。
意外と10年以上も連続増配中の銘柄が多くあるので、配当金目的の投資でも注目の業界です。
オリックス (8591) 〔PER8.50・配当利回り2.79%〕


★三菱UFJリース (8593) 〔PER10.54・配当利回り2.08%〕

イオンフィナンシャルサービス(8570) 〔PER12.32・配当利回り3.36%〕

■ 電気・ガス業 〔平均PER13.2〕
電力会社は投資しずらい状況ですが、ガス会社などは社会インフラとして安定感が高い業界です。
 
東京瓦斯(9531) 〔PER29.74・配当利回り2.08%〕


広島ガス (9535) 〔PER4.22・配当利回り1.88%〕

★メタウオーター(9551) 〔PER17.98・配当利回り2.09%〕

■ ゴム製品業 〔平均PER14.0〕
タイヤやワイパーなど自動車関連が多い業種で、必然的に景気敏感銘柄が多い気がします。
 
ブリジストン (5108) 〔PER12.96・配当利回り3.38%〕


★相模ゴム工業 (5194) 〔PER15.77・配当利回り1.07%〕

★フコク(5185) 〔PER8.77・配当利回り2.11%〕