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フリュー、株主優待の新設で、クオカード2千円分が貰える。同時に株式分割も実施でお手頃に投資可能に!

「フリュー (6238)」は、プリントシール機の開発・販売首位で、約7割のシェアを持っています。
消耗品シールの販売や有料会員事業が好採算だそうです。

先日、株主優待の新設で、クオカード2千円分が貰えるようになりました。
クオカードは、ファミレスや書店などで使える便利な金券で、最大の強みはコンビニ大手4社のすべてで利用できることです。
また、同時に株式分割(三分の一)を実施するそうで、約15万円台とお手頃に投資できるようになります。

株主優待内容について

フリューの株主優待では、最小単元100株保有・約15万円の投資で、クオカード2千円分が貰えます。

★3月権利確定銘柄
★最低投資額151,700円(100株・平成29年1月20日時点)
※平成29年2月28日実施の株式分割を反映して計算したもの




■ 業績からの分析について

フリューは、2003年にオムロンのエンタメ分野が独立し、100%出資会社として設立されたものです。
その後、2015年12月に東証一部に上場した、比較的若い会社です。

業績は、ここ数年は、売上高は増改傾向、利益は横ばい傾向といった状況です。
また、配当金も、2016.3月期に、前年の1株当たり26.5円⇒75円と大幅に増配するなど、株主還元に積極的な姿勢が見られます。


セグメント別には、プリントシール事業、コンテンツ・メディア事業、キャラクタ・マーチャンダイジング事業、ゲーム事業の4つに分かれます。



このうち、「プリントシール」に関連する、プリントシール事業とコンテンツ・メディア事業で、約66%を占めます。
プリントシールは機器を設置したら、売上が伸びるストック型ビジネスです。



また、コンテンツ・メディア事業として、撮ったプリントシールをスマホで見れる有料サイトも運営しています。
こちらも一度有料会員になってもらうと継続収入が期待できるストック型です。
プリントシールといったら、最近はあまり話題にならないですが、地味ながら進化しているんですね~。


今後の成長戦略としては、既存事業のテコ入れに加え、カラーコンタクトや、女性向けサイトの立ち上げなどを予定しています。
若年女性との接点という強みを生かせる事業を成長分野ととらえているようです。


自己資本比率は7割台で、有利子負債ゼロと、財務面は鉄壁の水準です。
また、現在の株価は、今後、成長戦略の進捗具合がもう少し分からないと、収益面からの割安感は判断しずらいです。
2017年2月期は、会社予想で、前期比で約1割の増益見込みです。

【基礎情報】2017年1月20日時点
フリュー (9835)
・株価 4,550円
・PBR 2.90
・PER 14.80
自己資本比率 71.7%
配当利回り 1.65%
・最低投資額 455,500円