ダイヤモンドダイニングの株主優待が凄い。財務面は課題も、株主優待で食事券6千円分は高評価!
「ダイヤモンドダイニング (3073)」は、居酒屋やビリヤードバーなどを運営する外食大手です。
店舗ごとの個性に特徴があり、全80ブランド280店舗を運営しています。
今回、株主優待を大幅に拡充され、自社店舗で使える食事券が年間6千円分も貰えるようになりました。
店舗数も多く、使い勝手もよいので、魅力的な株主優待だと思います。
■ 株主優待の拡充内容について
「ダイヤモンドダイニング」の株主優待では、今回の優待拡充で、最小単元100株保有・約17万円の投資で、食事券が年間6千円分も貰えます。
変更前の株主優待では年間4千円分だったので、1.5倍に大幅拡充です。
また、食事券の代わりに、電化商品・旅行券と交換できるDDポイントなどで貰うこともできます。
★2月権利確定銘柄
★最低投資額168,500円(100株・平成29年2月10日時点)
■ 株主優待が使える店舗について
「ダイヤモンドダイニング」の株主優待は、次の店舗で利用できます。
★Diamond Dining運営 ( 43ブランド・一部省略)
★BAGUS運営 (11ブランド・一部省略)
★GOLDEN MAGIC運営 (16ブランド・一部省略)
★SUNPOOL運営 (2ブランド)
★Diamond Dining International Corporation運営 (4ブランド)
■ 「ダイヤモンドダイニング」の主力ブランドについて
「ダイヤモンドダイニング」の株主優待が使える、主力ブランド(店舗数が多いブランド)を紹介します。
★九州熱中屋(全73店舗、平均予算額4千円程度)
★わらやき屋(全14店舗、平均予算額4千円程度)
■ 業績からの分析について
「ダイヤモンドダイニング」の業績は、ここ数年は、増収増益が続くなど好調が続いています。
リーマンショック後の数年間は、業績の足踏みの時期もありましたが、最近は順調に業績を拡大しています。
外食業界では、マクドナルドのように1つのブランドで展開する企業もありますが、ダイヤモンドダイニングは真逆の戦略です。
1つのブランドで展開すると約1千店舗が限界と言われます。
その点、ダイヤモンドダイニングは、約80ブランドを展開する開発力が強みなので、成長の壁をあまり意識しなくてもよさそうです。
また、既存店売上高も、前年比プラスが続くなど、各店舗の実力は非常に高いと言えます。
一方で、外食銘柄は、人件費高騰やデフレ懸念など、取り巻く環境は厳しい状況にあります。
さらに、居酒屋が主力ということで、景気変動の影響が気になります。
実際に、リーマンショック後の景気低迷時には、業績は苦戦が続きました。
もう1つだけ気になるのが財務面です。
自己資本比率が10%台は事業会社としては低く、さらに、ここ数年は下降傾向が続いています。
有利子負債比率も高めで、この心細い財務面は、課題であると言えます。
2017年2月期は、会社予想で、営業利益は前期比で5割の増益見込みです。
【基礎情報】2017年2月22日時点
ダイヤモンドダイニング (3073)
・株価 1,675円
・PBR 3.68
・PER 21.73
・自己資本比率 19.4%
・配当利回り 0.72%
・最低投資額 167,500円
株主優待でカタログギフトが貰える銘柄一覧
株主優待で、カタログギフトが貰える銘柄を紹介する特集の第13弾です。
カタログギフトの魅力は、何といっても選ぶ楽しさです。
写真をみながら、どれにするか選ぶだけでワクワクしてきますね~。
このカタログギフトは、株主優待の定番の1つでもあります。
株主優待で、普段は自分では買わないような、ちょっと贅沢な一品を選んでみてはいかがでしょうか。
株主優待で、カタログギフトが貰える銘柄一覧 【平成29年1月27日現在】
・総合証券2位。国内は店舗増強、海外拠点の業務見直しを進める。
・リーマンショック時には赤字に陥るなど、業績は景気変動の影響を受けやすい。
【株主還元】
・株主優待 カタログギフト2千円相当(1,000株・年2回)
・配当利回り 3.51%
【投資指標】
・株価 741円
・PBR 1.04
・PER 12.84
・自己資本比率 6.0%
・売上高 6,537億円
・営業利益 1,502億円
★ 東海東京フィナンシャル・ホールディングス(8616)
・中京地区地盤とした対面営業主体の準大手証券。三井住友海上や有力地銀との提携戦略を推進する。
・リーマンショック時には赤字に陥るなど、業績は景気変動の影響を受けやすい。
・株主優待 カタログギフト2千円相当(1,000株)
・配当利回り 3.79%
【投資指標】
・株価 633円
・PBR 1.10
・PER 19.12
・自己資本比率 22.5%
・売上高 675億円
・営業利益 126億円
★ NECキャピタルソリューション(8793)
・NEC持分法適用会社のリース大手。情報通信機器が約8割を占める。ファイナンス事業を拡大中である。
・リーマンショック時も営業黒字を確保するなど、業績は意外と底堅い。
・株主優待 カタログギフト2千円相当(100株・1年以上保有で3千円相当)
・配当利回り 2.52%
【投資指標】
・株価 1,748円
・PBR 0.48
・PER 10.76
・自己資本比率 9.5%
・売上高 2,026億円
・営業利益 48億円
「すかいらーく」の株主優待が凄い。優待拡充でガストなどで使える食事券6千円分も貰える!
「すかいらーく(3197)」は、ファミレス最大手です。
全国各地で、「ガスト」「しゃぶ葉」「じゅうじゅうカルビ」「夢庵」など約3,000店舗の運営をしています。
今回、株主優待を大幅に拡充され、自社店舗で使える食事券が年間6千円分も貰えるようになりました。
配当・優待利回りが約6%で、店舗数も多く、使い勝手もよいので、非常に魅力的な株主優待だと思います。
■ 株主優待の拡充内容について
「すかいらーく」の株主優待では、今回の優待拡充で、最小単元100株保有・約16万円の投資で、食事券が年間6千円分も貰えます。
変更前の株主優待では年間2千円分だったので、約3倍に大幅拡充です。
さらに、保有株数が多い方が、優待利回りが高くなる、珍しい株主優待でもあります。
★6月・12月権利確定銘柄
★最低投資額155,700円(100株・平成29年2月10日時点)
■ 株主優待が使える店舗について
「すかいらーく」の株主優待は、次の店舗で利用できます。
★株式会社すかいらーくレストランツ
★ニラックス株式会社
★株式会社トマトアンドアソシエイツ
■ 「すかいらーく」のおすすめメニューについて
「すかいらーく」の株主優待で食べたいおすすめメニューを選んでみました。
また、スマホで使えるクーポンもあるので、こちらもお得です。
★フレンチフォアグラ&カットステーキ(ガスト999円・期間限定)
★キッズメニュー(ガスト499円・クーポンなら149~299円)
★じゅうじゅうランチメニュー(じゅうじゅうカルビ1,080円)
■ 業績からの分析について
「すかいらーく」の業績は、再上場した2014年以降、増収増益が続くなど好調が続いています。
株主還元にも積極的で、配当性向40%を目途に、1株あたりの配当金は2014年13円⇒2016年38円と大幅増配です。
既存店売上も、ここ2~3年は堅調で、前年比売上を上回る状態です。
一方で、外食銘柄全般でも、人件費増やデフレ再懸念など、苦しい事業環境が予想されています。
また、外食業界は、ひとつの業態では1千店舗が成長の限界と言われます。
「すかいらーく」は、すでに3千店舗を超えており、さまざまな業態を展開しているとはいえ、成長銘柄としては保有しにくいです。
「すかいらーく」の配当・優待利回りは6%超と、非常に魅力的です。
成長による株価上昇を期待せずに、配当金や株主優待を目的として保有するなら、良い銘柄だと思います。
自己資本比率は3割台と、事業会社として、財務面は一般的な水準です。
2017年12月期は、会社予想で、前期比で約5%の増益見込みです。
【基礎情報】2017年2月10日時点
すかいらーく(3197)
・株価 1,557円
・PBR 2.86
・PER 16.85
・自己資本比率 35.7%
・配当利回り 2.44%
・最低投資額 155,700円
2月株主優待、おすすめ銘柄11選を紹介
2月株主優待のなかから、おすすめ銘柄を紹介します。
株主優待の銘柄数は134銘柄と、4番目に銘柄数が多い月で、さらに、株主優待銘柄として人気の外食・小売り銘柄が多いので注目です。
僕は、株主優待や配当金といったインカムゲインを目的に投資しています。
配当金をもらうと、もちろん嬉しいです。
それ以上に、株主優待で金券や贈り物などを貰うと、さらに嬉しくなります。
株主優待は、日々の生活を少しだけ豊かにしてくれるものです。
今回は、2月株主優待から、僕が買いたいな~と思う銘柄を選んでみました。
2017年2月の権利付き最終日は、23日になります。
2月株主優待、おすすめ銘柄11選 【平成29年1月24日現在】
・イオン子会社。イオンモール中心に紳士・婦人靴販売「アスビー」を運営する。
・リーマンショック時にも、楽々の黒字確保など、業績の安定感は高い。
・同業首位のABCマートに収益力などで劣るも、株価は割安水準である。
【株主還元】
・株主優待 買い物券2千円相当
・配当利回り 2.47%
【投資指標】
・株価 809円
・PBR 1.36
・PER 11.10
・自己資本比率 41.9%
・売上高 1,039億円
・営業利益 55億円
★ 日本BS放送(9414)
・ビックカメラ子会社のBS放送局。自社制作比率は約5割で、認知度向上が課題である。
・業績は、スポットCMなどは景気感応度が高いが、BS放送業界自体の成長も追い風に、ゆるやかに成長中である。
・株主優待 ビックカメル商品券1千円相当(年2回)
・配当利回り 1.71%
【投資指標】
・株価 1,054円
・PBR 1.31
・PER 12.85
・自己資本比率 89.4%【有利子負債ゼロ】
・売上高 102億円
・営業利益 21億円
★リテールパートナーズ(8167)
・食品スーパー中堅。山口・大分という地方が地盤である。2017年3月に株式交換で福岡マルキョウを経営統合予定である。
・リーマンショック時も楽々黒字を確保するなど、業績の安定感は高い。
・株主優待 JCBギフトカード1千円分
・配当利回り 2.03%
【投資指標】
・株価 983円
・PBR 1.17
・PER 11.63
・自己資本比率 48.7%
・売上高 1,159億円
・営業利益 44億円
★ イオンモール(8905)
・イオンのSCデベロッパー子会社。モール型ショッピングセンターで圧倒的なシェアを持つ。
・リーマンショック時も楽々黒字を確保するなど、業績の安定感が高い。
【株主還元】
・株主優待 イオンギフトカード3千円分など
・配当利回り 1.63%
【投資指標】
・株価 1,658円
・PBR 1.19
・PER 13.97
・自己資本比率 31.4%
・売上高 2,297億円
・営業利益 438億円
★ コックス(9876)
・イオン子会社のカジュアル衣料専門店。イオンモールなどの出店が中心である。
・業績は長期低迷中も、株主優待利回りの高さが魅力的である。
・株主優待 買い物券2千円
・配当利回り 0%
【投資指標】
・株価 288円
・PBR 0.70
・PER 261.82
・自己資本比率 66.0%【有利子負債ゼロ】
・売上高 213億円
・営業利益 ▲4億円
★ イオンディライト(9787)
・商業・オフィスビルなどの施設管理首位。イオングループ依存は約7割である。
・リーマンショック時にも楽々黒字を確保するなど、業績の安定感が高く、イオンの国内外出店に伴い、成長が期待できる。
・株主優待 イオンギフトカード2千円分
・配当利回り 2.28%
【投資指標】
・株価 3,255円
・PBR 2.07
・PER 17.63
・自己資本比率 61.5%
・売上高 2810億円
・営業利益 167億円
★ DCMホールディングス(3050)
・ホームセンター業界首位。積極的なM&Aによって業績を拡大する。
・リーマンショック時にも楽々黒字を確保するなど、業績の安定感が高い。
・株主優待 自社ブランド商品1千円分
・配当利回り 2.36%
【投資指標】
・株価 1,019円
・PBR 0.82
・PER 13.32
・自己資本比率 45.8%
・売上高 4,377億円
・営業利益 184億円
★ 薬王堂(3385)
・東北地盤のドラッグストア大手で、集中出店に強み。食品・化粧品などの日用品も取り扱う。
・リーマンショック時にも楽々黒字を確保するなど、業績の安定感が高い。
・ここ2~3年は、新規出店に加え、既存店売上も前年比で大幅プラスが続くなど、高成長が続いている。
【株主還元】
・株主優待 東北産お米3kgなど
・配当利回り 2.06%
【投資指標】
・株価 2,068円
・PBR 3.10
・PER 21.15
・自己資本比率 40.5%
・売上高 669億円
・営業利益 26億円
★ ハイデイ日高(7611)
・中華料理とつまみの「中華食堂日高屋」が主力。首都圏の駅前・繁華街立地に直営出店主義で運営する。
・リーマンショック時にも楽々黒字を確保するなど、業績は安定感が高い。
・株主優待 食事券2千円分など
・配当利回り 1.34%
【投資指標】
・株価 2,693円
・PBR 3.21
・PER 22.92
・自己資本比率 77.4%
・売上高 367億円
・営業利益 43億円
・国内流通2強の一角。専門店、不動産、金融など生活に必要な様々な事業を行うコングロマリットである。
・株主優待の利用範囲が広く、多くの方にとって便利な特典がある。
・財務面は、有利子負債2兆円と少し多いが、金融子会社がある影響にもよる。
【株主還元】
・株主優待 イオンオーナーズカード(3%割引)など
・配当利回り 1.82%
【投資指標】
・株価 1,649円
・PBR 1.26
・PER 151.24
・自己資本比率 13.0%
・売上高 8兆1767億円
・営業利益 1,769億円
・東海地方を地盤とした、イオン子会社の食品スーパー。ディスカウントに強み。
・リーマンショック時にも楽々黒字を確保するなど、業績の安定感は高い。
・株主優待 静岡お米三昧セット2kg×4袋など
・配当利回り 1.96%
【投資指標】
・株価 1,942円
・PBR 0.79
・PER 15.79
・自己資本比率 60.8%
・売上高 2,194億円
・営業利益 47億円
J.フロント リテイリングが株主優待拡充で、大丸・松坂屋で生鮮食品も10%割引で買い物できる!
「J.フロント リテイリング(3086)」は、大丸や松坂屋などの百貨店を運営します。
また、子会社にファッションビルのデベロッパーであるパルコを持ちます。
先日、株主優待を拡充し、生鮮食品も10%割引で買えるようになりました。
普段、安くなることのない高級品が割安で変えるのが、J.フロント リテイリングの株主優待の魅力だと思います。
■ 株主優待内容について
【その1】 株主優待の拡充内容
J.フロント リテイリングの株主優待では、最小単元100株保有・約17万円の投資で、買い物優待カード(10%割引)が貰えます。
今回、海産物・精肉・青果などの生鮮食品も対象商品に拡大されました。
★2月権利確定銘柄
★最低投資額169,500円(100株・平成29年1月27日時点)
【その2】 株主優待の対象商品?
J.フロント リテイリングの株主優待では、普段安くならない百貨店の商品を10%も割引で買えるのが何よりの魅力です。
ネットで見ていましたら、ロレックスすらも割引で買えるようで凄いですね~。
ただし、一部商品については対象外もあるので要注意です。
■ 業績からの分析について
J.フロント リテイリングの業績は、ここ数年はインバウンドの拡大にあわせて伸びてきましたが、今期は足踏み状況です。
今後も、日本への観光客は増えるかもしれませんが、モノ⇒コトへの消費に変わりつつある中で、なかなかインバウンドに期待するのは難しそうです。
百貨店業界は、斜陽産業のなかで、どこも成功戦略に苦労しています。
そんななかで、J.フロント リテイリングは異例の存在で、従来の百貨店の枠を超えた、デベロッパー事業への切り替えを進めています。
その象徴が、パルコの買収であったり、松坂屋銀座店跡の商業施設開発です。
また、現在の株価では、普段から大丸・松坂屋を利用している方であれば、株主優待は十分すぎる魅力があります。
2017年2月期は、会社予想で、前期比で約1割の減益見込みです。?
【基礎情報】2017年1月27日時点
J.フロント リテイリング(3086)
・株価 1,695円
・PBR 1.13
・PER 17.82
・自己資本比率 38.2%
・配当利回り 1.65%
・最低投資額 169,500円
株主優待で金券が貰える銘柄一覧
株主優待で金券が貰える銘柄特集の第39弾です。
株主優待をもらうと、すごく嬉しくて、投資を続けるモチベーションになります。
そんな中でも、もらって便利なのが、クオカードなどの金券です。
クオカードはコンビニやファミレスで使えるので、とても助かりますよね。
そこで、クオカードなどの金券が貰える株主優待銘柄について調べてきました。
株主優待で、金券が貰える銘柄一覧 【平成29年1月27日現在】
・日本経済新聞社系で民放キー局5位。経済やアニメ番組などに定評がある。
・有利子負債ほぼゼロと財務面は鉄壁も、スポットCMなどは景気感応度が高いため、業績は景気変動の影響がある。
【株主還元】
・株主優待 オリジナル・クオカード500円相当
・配当利回り 1.71%
【投資指標】
・株価 2,335円
・PBR 0.90
・PER 20.36
・自己資本比率 67.0%
・売上高 1,362億円
・営業利益 72億円
★ 広島ガス(9535)
・中国地方で都市ガス供給首位。契約戸数はLPガス含め60万戸強である。
・リーマンショック時にも楽々影響黒字など、業績の安定感は高い。
・株主優待 図書カード1,000円分(500株以上)
・配当利回り 1.89%
【投資指標】
・株価 371円
・PBR 0.58
・PER 4.21
・自己資本比率 43.4%
・売上高 763億円
・営業利益 54億円
・公認会計士の有志が設立したソフトウエア企業。会計や販売管理など扱う。
・業績は、リーマンショック時に黒字を確保するなど底堅いものの、ここ1~2年は最終赤字に陥るなど、やや不振に陥っている。
・株主優待 クオカード2,000円相当
・配当利回り 2.12%
【投資指標】
・株価 1,464円
・PBR 0.95
・PER 70.38
・自己資本比率 68.6%【有利子負債ゼロ】
・売上高 84億円
・営業利益 0億円
高配当株おすすめ銘柄11選
2017年の株式市場がスタートしましたが、今年は、トランプ大統領の誕生や欧州各国の選挙など、株式市場を左右する政治要因が多そうですね~。
株価がどのような動向になるか、不透明感が高く、要警戒ですが・・・
そんななかで、高配当株は、株価動向に左右されずに、配当金を貰えるので要注目の存在です。また、先日紹介した株主優待銘柄と同じく、高配当株も、株価下落に強いです。
高配当株は、株価が下がると、配当利回りが高まり、その銘柄に買いが入るので、株価が下がりにくいのです。
そんな高配当株ですが、高配当というだけで銘柄を選ばないのも重要です。
財務面や業績面を考慮せずに買って、配当金を減らされたり、株価が下がったりしたら、元も子もなくなります。
今回は、業績面などを踏まえた、高配当株おすすめ銘柄11選を紹介します。
・たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業の拡大に積極的である。
・景気動向に左右されにくく、安定したキャッシュフローが魅力的である。
・10年以上連続増配中と株主還元強化中で、財務面も安定している。
【株主還元】
・配当利回り 3.33%
・株主優待 食品詰め合わせ1,000円相当(年2回)
【投資指標】
・株価 3,844円
・PBR 3.04
・PER 18.53
・自己資本比率 51.6%
・売上高 2兆2,528億円
・営業利益 5,652億円
★ 沖縄セルラー電話(9436)
・KDDI傘下の総合通信会社。沖縄県では携帯シェア5割と圧倒的である。
・増収増益が続くなど業績好調も、格安スマホの台頭が要警戒である。
・10年以上連続増配中と株主還元強化中で、財務面も安定している。
・配当利回り 2.87%
・株主優待 カタログギフト3,000円相当
【投資指標】
・株価 3,485円
・PBR 1.42
・PER 12.22
・自己資本比率 84.1%
・売上高 626億円
・営業利益 112億円
・医療機関への業務請負・人材派遣が主力。在宅サービスを中心とする介護や保育なども運営している。
・増収増益が続くなど業績好調。ROE20%超の高ROE銘柄である。
・人材派遣は景気による業績変動が懸念されるも、医療機関向きなので通常の人材派遣企業よりも安定的と思われる。
・配当利回り 3.41%
【投資指標】
・株価 1,204円
・PBR 3.79
・PER 15.20
・自己資本比率 40.6%【現金等>有利子負債】
・売上高 630億円
・営業利益 33億円
・日本水産子会社。診断薬と医療品(大衆薬・健康食品)が2本柱である。天然物由来を得意とする。
・自己資本比率9割台で、有利子負債ゼロと財務面は鉄壁である。
・配当利回り 3.53%
・株主優待 クオカード500円分(年2回)
【投資指標】
・株価 1,289円
・PBR 0.94
・PER 25.27
・自己資本比率 91.2%【有利子負債ゼロ】
・売上高 120億円
・営業利益 19億円
・自動車用補修・車検部品の国内外卸。建機組み付け事業も実施する。
・車検などの自動車補修部品を扱い、国内外での日本車シェアや保有年数にあわせて業績拡大中で、海外売上比率は36%である。
・10年以上連続増配中と株主還元強化中で、財務面も安定している。
・配当利回り 2.64%
【投資指標】
・株価 2,385円
・PBR 0.85
・PER 10.75
・自己資本比率 70.1%
・売上高 392億円
・営業利益 16億円
・イオン系の銀行持株会社。グループで銀行、クレジットカードなどを展開する。
・親会社イオンの海外進出に伴い、東南アジアなど海外事業に積極的である。
・自己資本比率は一桁台だが、金融機関としては一般的な水準である。
【株主還元】
・配当利回り 3.27%
【投資指標】
・株価 2,077円
・PBR 1.38
・PER 12.66
・自己資本比率 8.3%
・売上高 3,596億円
・営業利益 593億円
★ 蔵王産業(9986)
・清掃・洗浄機器の輸入販売商社。ビルメンテ業界と製造業が主顧客である。
・業績は設備投資に左右されやすいが、リーマンショック時も黒字を確保するなど底堅さがある。
・財務面は、有利子負債ゼロと鉄壁の安定感がある。
・配当利回り 2.86%
・株主優待 カタログギフト3,000円相当
【投資指標】
・株価 1,411円
・PBR 0.83
・PER 12.63
・自己資本比率 85.6% 【有利子負債ゼロ】
・売上高 68億円
・営業利益 10億円
・北陸地盤に超大型スーパーセンターを運営。近畿などにも展開し、郊外で衣・食・住を格安販売する。
・ここ数年は積極的に増配を行い、配当金は5年間で約3倍に増配している。
・配当利回り 3.34%
・株主優待 図書カード1,000円分
【投資指標】
・株価 1,198円
・PBR 0.62
・PER 9.56
・自己資本比率 40.5%【現金等>有利子負債】
・売上高 880億円
・営業利益 22億円
・伊藤忠系。不動産仲介店を4大都市圏で、FC方式により運営する。
・不動産銘柄は景気変動の影響を受けやすいが、FCからの加盟料・サービスフィーが収入源のため業績は安定感がある。
・財務面は、有利子負債ゼロと鉄壁である。
・配当利回り 3.34%
【投資指標】
・株価 1,439円
・PBR 2.97
・PER 16.64
・自己資本比率 84.5%【有利子負債ゼロ】
・売上高 38億円
・営業利益 11億円
・提携金融機関からのATM手数料が柱。セブン・イレブン店舗を中心に2万台超のATMを保有する。
・米国セブン・イレブンにATMを導入するなど海外展開が進む。
・自己資本比率は約2割も、金融機関としては一般的な水準である。
・配当利回り 2.54%
【投資指標】
・株価 335円
・PBR 2.11
・PER 15.58
・自己資本比率 20.0%
・売上高 1,199億円
・営業利益 371億円
・賃貸住宅の一括借り上げ専業。物件の建築・管理は提携業者が行う。地方中心に全国へ展開する。
・保証する賃料は、再保険によりリスクヘッジを行っている。
・財務面は、現金等>有利子負債ゼロと安定感がある。
・配当利回り 2.46%
【投資指標】
・株価 1,301円
・PBR 7.63
・PER 17.80
・自己資本比率 35.5%【現金等>有利子負債】
・売上高 348億円
・営業利益 17億円