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ジュンテンドー、株主優待新設でクオカードが貰える。東証二部銘柄なので昇格も期待できる!

ジュンテンドー(9835)」は、中国地方トップシェアのホームセンターで、農業関連品に特化した小型店舗に特色があります。

先日、株主優待の新設で、クオカードが貰えるようになりました。
クオカードは、ファミレスや書店などで使える便利な金券で、最大の強みはコンビニ大手4社のすべてで利用できることです。

また、ジュンテンドーは、現在、東証二部銘柄のため、昇格が期待できます。
東証一部に昇格するとファンドなどの買いにより、株価上昇することが多いです。


株主優待内容について

ジュンテンドー株主優待では、最小単元100株保有・約5万円の投資で、クオカード1千円分が貰えます。

★2月権利確定銘柄
★最低投資額51,900円(100株・平成29年1月13日時点)




■ 業績からの分析について

業績は、ここ数年は、売上高・利益ともに、横ばいが続いている状況です。
また、配当金も、業績に応じて増減していますが、今回の株主優待の新設により、現在の配当・優待利回りは約4%と魅力的です。


店舗数は、ここ5年間で、151店⇒155店⇒153店⇒151店⇒150店と、こちらも横ばい状況が続いています。
業態の内訳は、ホームセンター132店、イエローハット4店、ドラックストア8店、ブックセンター6店と、大半がHCになります。

地方や離島を中心に店舗があり、今後も、大規模な新規出店は望めません。
その分、地域に根差した営業をめざし、貸出、修繕・補修を含めた、手厚いアフターフォローにも力を入れているようです。
大幅な成長は難しいでしょうが、高齢化する地方には必須の存在になりそうです。


自己資本比率は3割台と、財務面は一般的な水準です。
また、現在の株価は、業績推移などを踏まえると、PERからみて、特に収益面で割安感はありません。
2017年2月期は、会社予想で、前期比で約1割の増益見込みです。



東証一部への昇格について

ジュンテンドーは、東証二部銘柄ということで、昇格が期待できます。
東証一部の昇格基準には、「株主数2,200人」「時価総額40億円以上」があります。

現在、ジュンテンドーは株主数1,009人、時価総額30億円です。
そこで、昇格基準をクリアするため、株主優待制度を導入することで、株式の魅力を高める企業もあり、今回のジュンテンドーも、これに該当する可能性があります。

東証一部に昇格すると、次のメリットが考えられます。
もっとも、ジュンテンドーの場合は、昇格に向けて、業績面がやや力強さに欠ける気もします。

★新たな資金流入により、株価は上昇することが多いこと
僕の保有株でも、アサンテなど、昇格の際に株価が大きく上がりました。

★昇格を狙う企業は、成長力が高く、増収増益が続く企業が多いこと

好業績にあわせて、継続的な株価上昇、配当増加による恩恵が期待できます。

 

【基礎情報】2017年1月13日時点
ジュンテンドー (9835)
・株価 519円
・PBR 0.39
・PER 17.30
自己資本比率 31.3%
配当利回り 1.93%
・最低投資額 51,900円